ズボラ生活
日々の生活,心理学の研究などなどについて,ダラダラと書いていきたいと思います。
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研修会~4歳から5歳ころの発達と障害~PART1
滋賀県の人間発達研究所というところが主催している、心理職のための子どもの発達に関する研修会に行ってきた。
まずは1日目。遠足気分で出かける。
前評判では、かなり密度の濃い内容となっていて、事例検討なんてかなり盛り上がるので、勉強になる事この上なしとのことだった。

行ってみると、書籍まで販売している。
いくつか気になる書籍があったのだが、それが勢い良く売れているので、売り切れを恐れて焦って2冊も購入してしまった。

10時になると、早速最初の講義の始まり。
テーマは「2次元可逆操作期における発達的特徴と指導について」。
初めて聞く先生の名前だったが、おそらくかなりの切れ者と思われる。この年齢の子どもの認知発達と関係性発達を理論的にうまく繋げているのが面白かった。
講師自身の子どもが被験者のようになっていて、まるでピアジェを彷彿させるような研究手法で、自分の子どものビデオ撮影をネタに、講義の内容は展開し、丁寧に講義に内容との関連について説明していただいた。
講義は昼食を挟んで午後も続く。
ちなみに、昼は近所の回転寿しにでも行こうかと思っていたのだが、あいにくの満席。待っている暇はなかったので、近所のコンビニで残念な気持ちで妥協する。
昼からの講義も同じようにビデオを見ながらの講義。観察という手法をとっているのだが、研究内容もさることながら、定点カメラでの観察という研究手法のメリットも垣間みたように思った。

休憩を挟んで、続いては「作業療法士による発達支援について」という講義。
OTさんの講義なので、感覚統合的な話が中心になるのかなと思いきや、確かに感覚に関する話が中心だったが、感覚過敏(学術的には感覚調整障害というらしい)の適応的な側面と、その対応や過敏(あるいは鈍感)になる時の心理的背景などを、具体例を挙げながら丁寧に説明していた。
こちらも、真新しい講義内容という訳ではないが、具体例と、OTさんの視点からの感覚過敏の捉え方と対応の仕方について具体的に説明があったので、非常に参考になった。なによりも、感覚過敏を「起こさない」という状況を作るのではなく、過敏性をいかに適応的に表現させるのかということがポイントだったように思う。
特に気に入ったのは、「良い子に育てるよりもたくましい子に」というフレーズ。
教育現場は正義や協調性を教えるとこだが、ややもすると、正義や協調性というのは、発達障害児にとっては、「優しくない」環境になりがちだ。トラブルを起こさない環境や子どもよりも、トラブルをいかに解決するかという事がきっと大切なんだろうと思う。

感覚の講義の後は、いわゆる巡回相談の事例報告。幼稚園の先生が事例提供者で、心理の人がコメンテーター。
巡回相談の事例検討というのはなかなか無いが、実際に報告しているのが幼稚園の先生なので、少し状況がこちらに伝わりにくく、何を趣旨とした報告なのかよくわからなかった。ので、あまり頭に入っていないし、ちゃんと聞いていなかった。

ということで、最後以外はなかなか実のある講義内容だった。とはいえ、さすが大津とでも言うのか、最初から最後まで「The 田中昌人」色がとても強く、やたらと2次元可逆操作という言葉が出てきた。一応、発達と診断は読んだのだけども、いまだにこの2次元可逆という概念がよくわからない。もう少しキチンと勉強して概念的にも理解出来たらこの講義ももっとわかりやすかったのだろうかとも思うのである。
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