ズボラ生活
日々の生活,心理学の研究などなどについて,ダラダラと書いていきたいと思います。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
またもや被害者が・・・
決して人ごとではない。
京大のアカハラ事件に引き続き今度は東北大。

yahoo!ニュースによると・・・

 「指導に重大な過失」=大学院生の自殺で東北大
 5月13日 時事通信
 
 東北大学は13日、昨年8月に自殺した大学院理学研究科の大学院生=当時(29)=について、准教授(52)=6日付で退職届受理=の指導に「重大な過失があった」とする調査報告書をまとめた。
 同大の調査委員会によると、学生は2007年12月、博士論文の原稿を提出したが、元准教授は最終的に受け取らなかった。
 調査委は、元准教授が研究の進展状況をよく把握せず、学生と十分な議論をしていなかったと指摘。国際誌投稿論文に関しても適切な指導をしたとは認め難いとし、「(学生は)学位取得に希望を抱けず、自殺に至った」としている。



「重大な過失があった」なんて言ってももう遅いよ。ふざけるなと言いたい。
東北大は京大の事件から何も学ばなかったのか?

僕自身も現在の大学院に在籍してからというもの,ろくな指導を受けずにここまでやってきて,昨年度は僕も博士論文を指導教官に受け取ってもらえなかった。
そして,来月に迫っている博士論文の提出もどうなるかわからない。

だって,約2週間前に指導教官に博士論文の全原稿を送ったのだけども,いまだに何一つ連絡がない。アポを取って指導をよろしくお願いしますと言ったにも関わらず,何のレスポンスもない。

というわけで,このニュースの大学院生と同じように僕も2度目の受理拒否をされるかもしれない。

この大学院生は命を賭して抗議したんだと思う。その気持ちは何となくわかる。
僕も去年提出できなかったときは,本当に本当に悔しかった。

博士号なんてものは,所詮「足の裏の米粒」程度のものかもしれないけれど,そうそう容易くとれるもんじゃない。博士号をとるためには,多くの時間と労力と情熱が必要だ。だから,たとえ取っても食えない「足の裏の米粒」でも,それを取るためにみな驚くほどのエネルギーを注いでいるのだ。

そもそも,大学院生は教員のお手伝い係や秘書では断じて無い。あくまでも授業料,つまり指導料を支払って研究をしにきているのである。だから,教員からすると大学院生はお客さんである。

こう言ってしまうと,「だったら,どんな博士論文でも通ることになってしまうじゃないか」という声も出てくるだろう。僕が言いたいのは,簡単に論文を提出させろと言っているのではなく,「キチンと指導をしろ」と言っているのである。

キチンとした指導というのは,例えば論文のテーマに参考になりそうな情報を提供するとか,指導教員がカバーしきれない領域について他の専門家を紹介するとか,定期的に指導するとか,博士課程に入学した時点で3年間の計画を一緒に考えるとか,そういった非常に当たり前すぎることである。

大学院生に対する指導ガイドラインのようなものが現時点であるのかどうかは知らないが,実際に大学院生をしている身からすると,そのようなものが有るとは到底思えない。

今の時代,大学院は金持ちのボンボンや良家のご子息だけが来るところではない。
もはや大学院は道楽研究する場ではなくなりつつあるのだ。
そういった現状を踏まえた環境整備が絶対に必要だ。

僕もニュースの大学院生と同じ国立大学に所属する博士課程の大学院生だ。
ほんとに身につまされる思いだ。
関連記事
コメント
この記事へのコメント
こういうニュースは非常に残念ですね….個人的には,指導教官を評価するようなシステムがあっていいんじゃないかと思います.指導教官と学生っていう2者関係に陥るから,ワンマンな指導が通っちゃったり,指導しなかったりみたいなことが起こるのだと思うのです.

そうなるとむしろ,学校法人がどのようにこのような問題に対して意識を向けているのか,というところが焦点となるわけですけども.「ちゃんと指導しないと指導教官失格です」っていうシステムを構築しないと,どうにもならないんじゃないかなぁと思います.
2009/05/15(金) 00:46:00 | URL | rhox2001 #T/9O36YY[ 編集]
Re: タイトルなし
ほんと,ほんと。
大手予備校なんてのは,ずいぶん前から講師の評価システムが入ってて人気のない講師はすぐに消されていきますからね。

大学もそろそろこういったやり方を導入する時期に差し掛かって来ていると僕も思いますね。
2009/05/15(金) 07:12:25 | URL | グっちょん #-[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://guchogucho.blog102.fc2.com/tb.php/346-20827ff9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。