ズボラ生活
日々の生活,心理学の研究などなどについて,ダラダラと書いていきたいと思います。
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しょせん他人事ですから・・・
そして僕も人間ですから。
この本↓を読んで,「あぁ,そうか」と妙に納得したことがある。


この作者と同様に,僕だって臨床やってて「そんな仕事しんどくないですか?」とか「大変ですよねぇ・・・」なんてよく言われることがある。

僕の場合は,これまで「まぁ・・・」とか「あはは・・・」と苦笑いとともに曖昧な返事をしてきたのだけども,本音と言えば「別にそんなに対したことはないけどなぁ」と思っている。

そんな折,ある臨床家と話をすることがあった。
その人と話をしている中で,「心理士やめたいって思ったことないですか?」なんていうことを問われた。
「いやぁ・・・研究は何度もやめたいと思いましたが,臨床をやめたいと思ったことはないですね」と正直に答えた訳である。

するとその人は,あわてて駆け込んだトイレで用を済ませた後に紙が無かったことに気づいた時のような感じで驚くのである。
要するに信じられないと言った具合である。

その驚きようの裏には,深読みし過ぎかもしれないけども,臨床に手を抜いてるんじゃないの?とかクライエントさんの気持ちに沿ってないんじゃないの?的な批判めいた言葉が隠されているように感じられ,なぜか妙に罪悪感を覚えたことを思い出す。

さて,それから数日,その方の驚きようと僕の罪悪感は一体なんだったんだろうか?とちょっと考えてみた。そんな折に先の本を読んだのである。

そこで飛び込んで来たのが「所詮,他人事ですから」という言葉。
まさに,僕の思っていることはこのことだったんだろうと思うのですよ。

確かに,臨床をしていると「しんどいなぁ」とか「きついなぁ」とか思うことはたくさんあります。
だけど,一旦職場を離れると,そんな気持ちはいつのまにかどこか遠くの方に行っている。

そしてまた一方で,「今日はどんなことが起こるんだろうか」とか,「今日はどんな話が聞けるかな」とかわくわくした気持ちで興味津々で仕事に臨むこともあります。

こういったことって,言いようによっては不謹慎だ!なんて言う人もいるでしょうが,興味を持って聞いてもらった方が,話し手だってちゃんと聞いてもらっている感じがするでしょう。

やっぱり他人事ですから。

だけど他人事だからといって,そう思うことと仕事を適当にしているとか,クライエントさんの気持ちを軽んじているのとはイコールではないと思う。だいたい,いつまでもそんなことを考えていると,自分の生活自体に支障が出てきますしね。

ということで,結論をいうとやっぱり僕は臨床が面白いと思うし,やっぱりこれまでに(仕事の内容に限っては)やめたいと思ったことはないのです。
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